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[主な“外部脳”としてnoteを使用しているため、こちらにはnoteから転記した文章が多くなる。もう一つの保存場所というようなイメージ]
プロフィール
HN:
Wahrheit
年齢:
35
性別:
非公開
誕生日:
1990/07/22
自己紹介:
観測・収集・編纂・断章。非ロマン思想と、ロマン的表現の両立。JubelとÜbel。精神的環世界説。
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(noteより転記)



ウンベルト・エーコの「前日島」という小説を、中学3年生の頃、異様に愛してた。

海上で難破してダフネという船に辿り着いたロベルトという人の話。彼の陰鬱な精神の描写、激しい妄想、その中から導き出した独自の答えが向かっていくラスト。

全体的に文体や言い回しは硬質だったし、序盤のダフネ内の構造の話は難しく、ましてアファンタジア傾向のある私では文章から船内を想像することはならなかったけれど、ロベルトという人の悲劇的思想とその世界観だけでずーっと読んでいられた――そんな彼が自分なりに妄想を繋ぎ合わせ、答えを出して「万に一つの望みを賭けた行動」をとる結末に繋がるのも美しかった。


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(noteより転記)




タイトルに挙げたこいつら――カバン・財布・パスケース――は、私にとって「仕方なく連れ歩いている奴ら」だ。私は社会制度さえなければ、紙の書籍とスマホとイヤホンだけを持って外に出ただろう。然しそれでは電車やバスにも乗れず、モノが買えず、カフェにも這入れず、果ては書籍そのものすら持ち歩けないのだ。




(noteより転記)




「疲れ果てて泣くだけ泣いて
『死んでやる』と飯を炊きながら日々を越える」
(『初めての呼吸で』より)

哲学をご存じの方の中にはこのフレーズを目にして「これぞ実存!」と思った方がみえるのではなかろうか。否、哲学なんて知らなくても、こういう「日々を越え」た人、このフレーズに「共鳴」する人は多い筈だ。

さて、先のフレーズは、THE BACK HORN(ザ・バックホーン)というロックバンドの楽曲の歌詞である。

私はTHE BACK HORNがずっと好きだ。始まりは10代の終わり頃、偶然聞いていたラジオから流れた楽曲「声」。一見するとロックバンドによくあるアップテンポのナンバーに思えなくもない。だが、歌詞にあるような「儚さを抱きしめて」いるその音楽性は、私の想像する「普通のロックバンド」とはニュアンスが異なり、ずっと心に残っていて――私はのちにベストアルバム「BEST THE BACK HORN」を購入した。





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